この一年の雑記と御礼(良いお年を)


fu〜....




今年も残すところあとわずか、庄内は本格的な寒波が襲来して寒いったらありゃしない。道路は完全に氷結し「あんや、こげだデンガだば、車走らんねおら…」
と言うことで冬眠よろしく以前SONEさんのブログで絶賛されていた「インターステラー」なる映画を見てきた。

映画はとても面白かった。もちろんアメリカ映画特有の「なんでやねん」的な場面もあったが、その中で印象に残ったのが5次元の世界で生きる云々と言うくだりだ。

我々が生活している空間は3次元と言われている。平面的な要素プラス高さの要素、わかりやすく言えばPCのプリンターで紙に印刷することが出来るものが2次元、それに上下空間である高さの要素を加えれば目で見ることの出来るほとんどの物を立体的に表現できる訳で、今流行の3dプリンターが良い例だ。まあここまでは人の力である程度制御できる筈だ。

それにもう一つの次元である時間の要素を加えると4次元の世界となる訳だが、時間を制御する術を我々人類は残念ながら持ち合わせていないのだ。
まあ、この辺までは筆者のような物理オンチにもある程度理解出来る。では5次元とはと問われると答えに窮してしまうのが正直なところ、まあ前述の映画では上手く表現していたと評価されているようだが、相対性理論や量子論などの知識があれば映画自体もっと楽しめるとSONEさんは書いておられたが、筆者には鳥と卵のどっちが先に生まれたかみたいなもので、考え始めると夜も眠れなくなりそうである。

食いしん坊的発想によれば、蕎麦粉+繋ぎ粉+水分が質量(m)で、それにこねる、切る、茹でるをエネルギー(E)とし、美味しそうな見た目(c)の要素を加味すれば、蕎麦に於ける特殊相対性理論が成り立つ、なんて馬鹿なことを言うと理系の人達から爆弾が飛んできそうだ(笑)
来る年にはもう少し工夫して美味しい蕎麦を打ちたいものだと切に願う。


今年は山には思うように行けなかったが、気持ちばかりでなく体の衰えも顕著で原因不明の体の不調を何度も経験した。
まずは蕁麻疹がある日突然全身に発生した。翌日医者に駆け込んだが原因不明とのこと、アレルギーなのかな…
強めの注射を打ってもらったら何とか快方に向かった。

その後例の蜂事件がありまして、まあ普段の生活には特に差し障りはなかったものの、ある日の夜に普段通りに晩酌して心地良く布団でお休みしていたのだが、夢の中でひどい目眩を感じたので何となく目が覚めた。その時は驚いたことに布団に横になっていてもクラクラした。
翌朝、車での出勤時に後方確認して視線を前方に戻すと、フワ〜っとした感覚があり、視線がグラグラと揺れるような感じがして運転するのが怖かった。

一週間ほど様子を見たが症状は改善しなかったので脳神経外科を受診して、CT等一通りの診断を受けるも特に異常は認められないとのこと。薬を処方されたが気休めのようなので服用せず様子を見るも、いまだ完治には至っていない。
先生曰く
「特に異常は無いので自信を持って生活して下さい。特に水分は多く取るよう努めて下さい」とのこと。(これ幸いとBeerの摂取量が増したのは言うまでもない)
しかし、首を振ったり体を横にしたりすると目眩がひどく、脳みそが後に引っ張られるような感じがして日常生活が不快極まりないのが正直なところ。

最後は稲刈り頃からおかしかったのだが、右手の筋を草刈りなどで酷使したせいか少し痛めていたのだが、師走に入ってから右肩が痛くなり始め、日々痛みが増していき今は右手の先端から肩まで痺れているような鈍痛が続いている。
某オーケストラのメンバーの方もブログ等で嘆いていたが、多分五十肩だろう。
何だかんだ言ってもこれが今年一番辛い体の変調だ。寝返りを打つ度に痛みで目が覚め、肩と肘の痛みが半端でないのだ。(笑)

当然家人からは医者に行け行けと選挙のように連呼されるが、四十肩の時もそうだったように、医者になど行かずとも自然と時が来れば治ると決めている。
「どあほ!この偏屈者め…」と罵声轟く嵐の中で平静を装っているのだが…(笑)
でも四十肩の時より辛いな…

さらに泣きっ面に蜂なのがドカ雪…
朝の除雪が…
右腕に力が入らないのだ(泣)

間違いなく中年を卒業する時期になっているな(笑)
誤解があるといけないので書いときますが、日常生活には特に支障はなく毎日元気?に働いておりますのでご心配なく。

やれやれ


最近職場に来るようになった若い男の子の特技?が見えること。
何が見えるかと言うと…
美輪明宏氏のような鋭い感性をお持ちの方々が得意とする例のアレですよ。
某山岳会の中にもそんな特技を持った方がおられたような…
彼曰く、所用で近くの寺の山門あたりに行った時に、何か凄かったらしいですよ(汗)
でも「オラの背後に何かいる?…」
なんて聞けるわけないでしょ(笑)

でも一度聞いてみようかな…


一年なんてこの歳になると早いものであっという間に過ぎた感じ。それなりの出来事もあったが、一番嬉しかったのは龍門に行けたこと。
悲しかったことは一度しか行けなかったこと(笑)
それと何とか無事に美味しい米を収穫できたことも嬉しかった。
だがしかし何と言っても家族が恙なく一年暮らせたことは、もちろん一番大きな喜びだ。

米価の急落と農機具の更新で懐具合はあまり芳しくないが、取りあえず大病もせずに毎晩美味しく晩酌出来るのも家族のおかげと感謝している。どうしてかわからないが農作業が苦痛でなくなっている自分が不思議だ。生き物と接する日常は、ある意味癒される暮らしなのだろうか等と考えることもある。まあ勝手気ままに仕事が出来るという偏屈者の性格が幸いしているのだろうが…
来年は少し変わった作付けをしようと密かに考えている。

このサイトの運営は2003年に開始し来年は12年目となるのだが、山行記録をアップできない後ろめたさもあり、そろそろなどとも考え始めている。
しかし、そんなつまらないサイトでも訪れて下さる読者が存在する限り、細々と続けていかねばなんてことも考えている。
優柔不断でいい加減な性格は、いくら歳を重ねようが改善することはないし、つむじは常に逆を向いている。そんな偏屈なサイトに来ていただいた読者の皆様に感謝申し上げますと共に、来たる年の皆様の幸せを願ってやみません。

皆様お世話になりました。
来年もよろしくお願い致します┌(_ _)┐